What's Hormesis

ホルミシスについて


温泉のイメージ画像

放射線ホルミシスとは


「放射線ホルミシス」は、いま話題の低線量放射線を使った新時代の健康法で「奇跡の健康法」とも言われています。これまで放射線はすべて危険だと言われてきましたが、最近の研究は低線量の放射線は無害なばかりか、体にさまざまな健康効果をもたらしてくれることを示しています。低線量の放射線は、ヒトの体が持つ生命力に適度な刺激を与えて、免疫力や代謝力を活性化してくれます。その原理を応用したのがいま話題の「放射線ホルミシス」です。玉川温泉や三朝温泉をはじめとする日本のラジウム温泉の湯治効果も低線量放射線の持つホルミシス効果だったわけです。

「ホルミシス(Hormesis)」とは、ある物質を大量に用いると有害であるのに、微量ならば逆に有益な作用を及ぼす現象を示す言葉です。米国ミズーリ大学の生命科学者ラッキー教授が発表した論文は、世界の放射線や原子力の関係者を驚かせました。その内容は「少しの放射線は、免疫機能の向上など、身体組織の活性化をもたらし、生殖能力を増し、老化を抑えて寿命を延ばすなど、あらゆる面でバイオポジティブな効果を生じる」というものでした。教授は、低線量の放射線が生物学的にもたらす良い効果を「放射線ホルミシス」と名付けました。日本では各大学や様々な研究機関、専門家がこれまでに多くの研究や検証、データが発表しています。わが国は、古くから全国各地にある温泉からの医学的効果を知っている民族です。ラジウムやラドン(トロン)などの温泉は放射線の恩恵を受ける温泉です。秋田県玉川温泉、鳥取県三朝温泉などが有名で、台湾では北投温泉、オーストリアのバドガシユタインが知られています。低レベル放射線ホルミシス効果の研究は、現在まで多くの効果が発表され、医学界でも注目されています。

ここでは、放射線ホルミシスについての正しい情報をご紹介していきます。


お肌のホルミシス


従来の方法は、ラジウム温泉などの蒸気やお湯を吸ったり飲んだりして体内に取り込む方法や放射線を発生する装置やグッツから出る放射線を直接浴びる方法などが主でした。最近この二つの方法以外にも、もうひとつの方法があることがわかりました。お肌のホルミシスです。

放射線は主として、アルファ線・ベータ線・ガンマ線です。アルファ線はお肌への浸透力が弱いですが、岩盤など自然物からでる放射線の半分以上はアルファ線で、しかも細胞に対する効果はベータ線の千倍・ガンマ線の3万倍ぐらい強く刺激効果は抜群です。また、ガンマ線は浸透力が体を突き抜けるほど強いけど、効果は散発的でお肌への影響は限定的です。ベータ線のエネルギーと浸透力はアルファ線とガンマ線のちょうど中間くらいで、お肌につけると表面の角層を通り抜けてその下の「表皮」やその下の「真皮」まで達します。アルファ線とベータ線は皮膚の中の「免疫細胞」やお肌をつくる「角化細胞」や「繊維芽細胞」などに刺激を与えて、細胞の免疫力や代謝力を活性化してくれます。


ホルミシスの美肌効果


お肌の一番表面の表皮は外界との境目としてさまざまな外敵から体を守るバリヤーの役目があります。表皮を形成しているのが「角化細胞」という細胞です。角化細胞は表皮の最下層にある皮膚幹細胞から発生し、成長につれて上の細胞を押し上げて皮膚の表面へと上昇し、最後は死んで角層を形成し、皮膚表面から垢としてはがれ落ちていきます。肌はこうして約4週間周期で新しい細胞と入れ替わることで、みずみずしさを保っています。

表皮の下にある「真皮」は表皮を支える「コラーゲン」や「エラスチン」などからなっています。このコラーゲンやエラスチンが劣化すると、肌の張りや弾力が失われ、シワやタルミができ、みずみずしさを失ってしまうのです。真皮を形成する「繊維芽細胞」はコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出し、肌の若々しさに重要な役目を担っている細胞です。また、繊維芽細胞は皮膚に傷がついたり炎症が起こったりすると傷口を修復するヒーリング面でも重要な役割を担っています。

肌を衰えさせてしまう最大の原因が「活性酸素」です。活性酸素は物質を錆びさせる「酸化力」が非常に強く、肌を支える「コラーゲン」や「エラスチン」をぼろぼろにして、シワやタルミを引き起こしてしまいます。放射線は細胞内の「活性酸素キラー」(SOD・GPX)を飛躍的に増加させ肌を衰えさせる「活性酸素」の酸化力を中和してくれます。

細胞が若返ると、栄養や老廃物が細胞膜をスムーズに通過できるようになって、皮膚細胞の活動が活発化します。コラーゲンや新しい細胞を作る力が増して肌はつやと張りを取り戻し、メラニン色素を取り除く代謝力が向上してシミを改善したりすることができるのです。


ホルミシスの全身効果


人間の体は全体が相互に関係しあって活動しています。例えばひとつの細胞が感じた刺激は、体内の通信システムである「細胞間情報伝達」によって隣の細胞に伝わり、さらにその隣の細胞へと、刺激が次々に広がって行きます。皮膚は発生学的には神経と同じ起源をもっており、皮膚への刺激は神経系にひろがります。皮膚からでるNO、TGFβ、エンドルフィンといった生理活性物質は血流にのり全身に広がります。このようにしてアルファ線やベータ線が一部の皮膚に与えた刺激は周囲の皮膚へ、さらに全身の器官へと伝わっていきます。皮膚に刺激を与えただけでも、体中の細胞が刺激され全身的な効果も得られるのです。


ホルミシスの安全性


地球の大地、空、大気などからは相当量の放射線が放射されていて、日夜それらを浴びながら生活しています。毎日食べる食物にも多く放射性物質が含まれていて、そこからでる放射線を浴びています。これらの放射線量をすべて加えると、1人当たり年平均2.4ミリシーベルトの放射線を浴びています。放射線の安全を定める世界的機関「国際放射線防護委員会」(ICPR)では1人当たり年間被ばく量の許容限度を「1ミリシーベルト(自然放射線と医療目的を除く)」に定めています。

RHクリームやRHミニDXシートは一年中毎日使用してもこの基準よりはるかに低い被ばく線量にしかなりませんが、絶大なホルミシス効果は享受できるように工夫してあります。これもアルファ線とベータ線を効率よく利用しているからなのです。